インプラントを勧める理由
〜何故ブリッジや入れ歯ではなく、インプラント?〜
しかしどうしても抜かなければならない歯は抜いた後のことを考えインプラント治療を始めました。
■インプラント〜自然の歯に近いことのメリット
噛み合わせの良し悪しで、脳への刺激がまったく変わります。
歯への負担を減らすことができるインプラント治療
私たちが何かを食べる時、歯は1本1本違う動きをして食べ物を噛んでいます。
入れ歯やブリッジでは、隣り合う2、3本の歯を一本の歯のように固定してしまいますので、アゴへのストレスがとても大きいのです。
日常気づかないかもしれませんが、偏頭痛や体調不良は、噛み合わせの悪さやアゴへの負担からくるものかもしれない可能性があります。
インプラントの場合は隣り合う歯を固定するわけでないので、隣の歯を傷つけることもなく、顎へのストレスも最小限に抑えた形で治療ができます。
半永久的に保つ耐久性
入れ歯やブリッジでは、長年の使用の中で歯茎の変化が起き、噛み合わせが狂ってしまいます。そのため、15年ほどで抜けてしまいますケースがほとんどです。
インプラントの場合はきちんとメンテナンスをすれば半永久的に保つことができ、噛み合わせが悪くなるということもありません。
何故インプラントが普及する前からインプラント治療を続けてきたのか?
噛む行為は脳への刺激によって生命力や思考力に大きく貢献しているということが今のように広く知られていない時代でしたが、
重い荷物をよいしょと持ち上げるときも悔しさや悲しさをこらえるときも、歯をくいしばる行為は無意識のうちに誰もが経験することです。
そのときに履物の上から足の裏をかくような歯がゆいことは嫌なわけで、、、、、。
つまり、入れ歯ってそんなものでしょう。
「いちごのツブツブが顎と入れ歯の間に入ると痛くて仕方ない」
「入れ歯にしてから立ち上がるときに力が入らない」
「寝る前に口から外した入れ歯をコップの水に浸す瞬間がとても嫌だ」
と訴えを聞くとやはりいつまでもブリッジや入れ歯じゃないだろうという気持ちがありました。
ブリッジは隣の歯で欠損歯も併せた何本分もの噛む力を補う構造上の問題で、数年後には隣の歯が犠牲になってまた抜かなければならないという現実を落ち込む患者さんに説明している状況が嫌で仕方がありませんでした。
珍しいとはいうものの、国内でもすでにスウェーデンのブローネンマルク博士の発明したインプラント技術を習得している先生がおられ、わたくしも興味をもって研究(勉強)したのが始まります。
麻酔専門医による全身管理
榊原デンタルクリニックでは、インプラント治療や長時間に渡る骨造成治療などを行う患者さまは、麻酔専門医による麻酔で全身管理を行っています。
胃カメラや大腸内視鏡検査で持つ入られる静脈内鎮静法を使用します。
これは全身麻酔とは全く性質が異なりますが、ぐっすり眠っている状態になる麻酔で、痛みを感じずに治療をお受けいただけます。静脈内鎮静法は、麻酔専門医にしか施せない麻酔です。